説明ばかりではどんな感じなのか判りづらいと思いますので、ここで実際にゲームソフトを使って MIDI の設定をチェックしながら試してみましょう。テキストは(?)コナミの「パロディウスだ!」です(^^;。 ・・・いやまあ、実際私が初めて起動させた X68 ソフト&MIDI 対応ソフトだったものでして(笑)。
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このゲームは、ローランドの MIDI 音源 MT-32 に対応しています。 ゲーム中では、内蔵音源とシンクロして BGM を演奏させていますので、当然、単体同士ではへっぽこな(^^;音になってしまいます。 で、ココでミキサーの出番になるのですが、接続構成の一例として上の図のような感じになります。 要は X68 の内蔵音源とMIDI 音源(ここでは MT-32 ですね)のオーディオ出力を、一度ミキサーへ入力させて 合わせた音の出力をアンプなりスピーカーなり鳴らすようにすればオッケーです♪。
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とりあえずセッティングを終えて電源を全て入れ終わったら、ゲームを起動させてみましょう。 起動された直後は、内蔵音源のみの演奏になっています。タイトル画面で「F3」キーを押して コンフィギュレーションの画面に移ります。
そこでサウンドモジュールの項目がありますので、設定を「MIDI」に変更します。 その下の項目にサウンドテストがありますので、そこを「BALANCE TEST」を選んで演奏させてみてください。 この曲ではダレもが知っている「かえるの歌」が演奏されます(笑)。しかし、この曲で内蔵音源と MIDI 音源との パンポットのチェックが出来るようになっています。 実際の音を以下の表に纏めておきますので、コレを元にチェックしてください。
メロディー 演奏される音源 パンポット ♪か〜え〜る〜のぉ〜う〜た〜がぁ 内蔵音源 右 ♪き〜こ〜え〜てぇ〜く〜る〜よぉ MIDI 音源 左 ♪くぁわ〜 内蔵音源 右 ♪くぁわ〜 MIDI 音源 左 ♪くぁわ〜 内蔵音源 右 ♪くぁわ〜 MIDI 音源 左 ♪グェログェログェログェロくぁわっくぁわっくぁわ〜 内蔵+MIDI 音源 右(内蔵)+左(MIDI)
・・・いやあ、楽しいですね(爆)。いや、ソレはともかく(^^;どうでしょうか? パンポットと音量のバランスをこの曲を聴きながら、アレコレいじって見て下さい。 あ、オーディオケーブルのプラグを変える時は、スピーカーの音量を絞っておくか、アンプの電源を切るのを忘れずに(^^;。 調整が終わったら、「EXIT」を選んでメニューを抜けて、いよいよゲームスタートしましょう。 内蔵音源だけの演奏に比べると、とってもゴージャス♪(^^;な音にウットリするコト請け合いです(笑)。
ゲームを終えて他のMIDI ソフトを使うときには、一旦 MT-32 の設定をリセットさせてから他のソフトを使うようにして下さい。 MT-32 に限らず、他の音源やソフトを使う場合も同様に行ってください。
☆ MT-32 の設定リセットの方法
「MASTER VOLUME」ボタンを押しながら、パートボタンの「RHYTHM」を押す
LCDディスプレイの「** ALL Reset OK? [1]」の表示が出たら、パートボタンの「1」を押すをリセットされる